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幼女戦記 第31巻 raw / ネタバレ・内容まとめ
カルロ・ゼン, 東條チカ | KADOKAWA
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あらすじ
快勝に次ぐ快勝で銃後の帝国臣民が春を謳歌する裏で、帝都ベルンの政治家たちは二〇三大隊によるモスコー強襲を「やりすぎではないか」と疑念の目で見始める。その苛烈な作戦への疑義を晴らすべく査問会へ赴いたターニャは、軍部の後押しを背に窮状を逆手に取り、念願の「後方勤務」への一筋の光を見出そうと算段する。だが政治と軍事、後方と前線、それぞれの認識のズレは少しずつ、しかし確実に帝国という巨大な組織を内側から蝕んでいく。合理主義者ターニャの計算がまた一つ狂い始める第31巻。
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ネタバレ(詳細)
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査問会は形式上ターニャを不問に付すが、これは「後方送り」ではなく更なる前線投入への布石でしかない。存在Xの悪意はここでも健在で、ターニャの安全志向の願いはことごとく裏目に出る。軍部はモスコー強襲の戦果を宣伝材料に使い、彼女を「帝国の英雄」として祭り上げ、退役どころか象徴的存在へと縛りつける。列強は近代戦への適応を急ぎ、統一暦の戦争は総力戦の泥沼へ突入。ターニャは内心で組織の非合理を呪いながら、生き延びるために再び戦場へ舞い戻る運命を受け入れる。
この作品について
幼女戦記 第31巻は、シリーズの流れのなかでキャラと関係性が一段深まる位置の巻だ。単行本でまとめて読むとテンポと伏線が追いやすい。
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